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歯周病の悪化は新型コロナウイルスの防御に必要な免疫力を低下させる?

(更新日:2020-04-13)

 定期的な歯科医院での口腔ケアは、お口の中の歯周病菌を減らします。定期的な口腔ケアを中断することによって、お口の中の細菌が繁殖し、歯茎の腫れや痛みを起こしてしまう可能性が大きくなります。痛くて食事ができなくなると、新型コロナウイルス感染防御にとって大変重要な皆さんの免疫力が、低下する懸念があります。

 また、口腔ケアを行うことによって、インフルエンザウイルスの体への侵入、増殖が抑えられることは、以前述べさせていただきました。インフルエンザウイルスと同じくエンベローブを持つRNAウイルスである新型コロナウイルスへの効果も期待できるのではないでしょうか。お口の中の細菌による誤嚥性肺炎の予防効果もある、定期的口腔ケアを行うことは大変重要だと思います。